なぜ、お伊勢参りの前に
「斎宮」なのか?
伊勢神宮への参拝。
その前に、心身を清め、祈りを捧げるための
特別な場所があったことをご存知ですか。
それが、この明和町に存在した皇女「斎王(さいおう)」の宮殿、
「斎宮(さいくう)」です。
なぜ、お伊勢参りの前に「斎宮」なのか。
それは、斎宮のストーリーにならい、
心身をリフレッシュする「現代の禊」を体験してほしいからです。
そして、祈りの歴史が息づく明和の地で、
正しい参拝の作法や「祈りの精神」を深く学ぶことができるからです。
本物の歴史に触れ、
心身を「すみやかに、はれやかに」整える「清め」の旅。
それが、あなたのお伊勢参りをより深く、
意義のあるものへと変えてくれるでしょう。
皇女の祈り。
「人と神との架け橋」
斎王と斎宮
「斎王(さいおう)」とは、天皇に代わり、伊勢神宮に仕えた未婚の皇女です。都を離れたこの伊勢の地で「人と神との架け橋」として、国の平安と繁栄を祈る日々を送りました。その斎王が飛鳥時代から鎌倉時代までの約660年間暮らした宮殿「斎宮(さいくう)」は、京の都さながらの雅で、慎ましやかな文化が営まれた、日本で唯一の聖地です。
庶民の願い。
お伊勢参りの旅人が行き交った
「伊勢街道」
約660年間続いた斎宮は、国の動乱によって廃絶し、やがて「幻の宮」として歴史の中に埋もれました。時代は下り、近世。かつては限られた人々にしか許されていなかった伊勢神宮への参拝が庶民にも開かれ、「おかげ参り」として熱狂的なブームとなります。
この地は、伊勢神宮へ向かう「伊勢街道(伊勢路)」が通る重要なルートとなり、皇女の「祈り」が捧げられた場所は、時を経て、全国から集まった庶民の「願い」が交差する場所にもなりました。
当時の旅人たちの高揚感や憧れに想いを馳せ、江戸時代のお伊勢参り客の気持ちになってこの聖なる地を体験すること。それが、あなたの伊勢神宮への気持ちを、より一層高めてくれるでしょう。
(伊勢参宮名所図会/国立国会図書館蔵)
祈りの準備。
「禊(みそぎ)」と
「祓い(はらい)」
の聖地
斎王は、聖なる神領の入口「祓川(はらいがわ)」や「大淀(おおよど)の海岸」で禊を行い、神事に臨みました。
そして江戸時代、伊勢街道を行き交う旅人たちもまた、この「祓川」を渡る際に祓(はらえ)を行い、身を清めてから伊勢神宮へ向かったと伝えられています。伊勢神宮へ向かう前に、まずこの聖なる地で心身を清める。それこそが、時代を超えて受け継がれる、丁寧な祈りへの準備なのです。
今までにない
ユニークな体験
斎王の装束「十二単」をまとう雅な時間や、地域に根付く「氏子」の体験。 ここは、皇女の祈りと庶民の願いが交差した特別な場所。 他では決して味わえない「本物」の非日常を提供します。
自分発見
斎王や旅人が祈りを捧げたこの聖地で体験すること。 それ自体が、あなたの心身をリフレッシュする現代の「禊(みそぎ)」「祓い(はらい)」になります。
「はれやか」な心を取り戻すこと、それがあなたの「自己変革」のスタートです。
健康であること
伊勢湾の潮風を浴びて深呼吸すること(体の健康)。 神社の鎮守の杜で掃除をし、心を無にすること(心の健康)。 斎宮の奥深い歴史に触れ、知的好奇心を満たすこと(知の健康)。 これらすべてが、心身ともにリフレッシュし、「はれやか」な状態になるウェルネスな旅です。
挑戦
斎宮のまわりに広がる豊かな「自然」に触れること。 そして、雅な王朝文化や地域の神事といった、今まで知らなかった「本物」の日本文化へ飛び込む知的な「挑戦」。 あなたの新しい一歩をサポートします。
ローインパクト
環境に負荷の少ない手段での移動を推奨し、環境に優しい旅を実現しています。 また、斎王や旅人から続く地域の歴史や文化を深く尊重するとともに、 皆様の体験料の一部は、この地の豊かな自然や斎宮跡の保全活動にいかされています。
もっと深い
お伊勢参りのもつ物語に
触れてみませんか?
- ただ参拝するだけでは、何か物足りない
- せっかくなら、より深い歴史を知ってから参拝したい
- 日常の喧騒を忘れ、心からリフレッシュ(清め)したい
- お伊勢参りの前に、心と体を整える「準備」がしたい
- 正しい参拝の作法や、日本人の「祈りの精神」を深く知りたい
- ガイドブックには載っていない「本物」の体験がしたい
体験プラン
斎王になりきる雅なひととき。
「十二単」着装体験
京の都さながらの雅な文化が営まれた斎宮。皇女「斎王」がまとった荘厳な十二単に身を包み、非日常の「はれやか」な心を取り戻すひととき。祈りを捧げた皇女の精神に触れてみませんか。

潮風で心身を禊ぐ。
「大淀海岸」ファットバイクツアー
かつて斎王も禊を行ったとされる聖地・大淀海岸。白砂青松の美しい海岸線を、極太タイヤのファットバイクで颯爽と駆け抜けます。潮風を浴びて心身をリセットする、現代のアクティブな「禊」体験です。

祈りの精神に触れる。
「氏子(うじこ)」になって神社お世話体験
斎王や旅人が祈った地で、神社のサポーター「氏子」になる体験。作務衣に着替えてお祓いを受け、普段入れない場所の掃除で心を「すみやか」に整えます。神職直伝の作法で「特別参拝」を行い、最後は氏子さんとの「直会(なおらい)」へ。日本人の祈りのこころに触れる、特別な時間です。

憧れの道をたどる。
「伊勢路」お伊勢参りサイクリング
江戸時代、多くの人々が憧れた「伊勢路」。その道程を、現代の馬「電動アシスト自転車」で辿ります。車窓からは見えない風情ある街並みや、創業200年の老舗「へんば餅」での一服。地元ガイドと共に旅人の想いに馳せながら伊勢神宮を目指す、参拝がより感慨深くなるディープな体験です。

旅人の憧れを現代に。
「擬革紙(ぎかくし)」と「伊賀くみひも」のクラフト体験
かつて伊勢街道を行き交う旅人たちが、お伊勢参りの粋な土産として愛した「擬革紙」。革が珍しかった時代に、和紙を革に見立てて作られた先人の知恵と技術です。この体験では、復活した擬革紙と伝統工芸「伊賀くみひも」を組み合わせ、あなただけの作品を作ります。庶民の願いが交差した街道の物語を、現代の感性で「はれやか」な形にする特別な時間です。

かつて斎王が禊(みそぎ)を行った聖域へ。
祓川「カヤック」リトリート
伊勢神宮への参拝前に身を清めた「祓川(はらいがわ)」を巡る、特別な水上の旅。丁寧なレクチャー付きで、初心者の方でも安心してご参加いただけます。静寂な川面で自然と一体になり、心身を深く清めるリフレッシュ体験です。

日本酒の奥深さを知る。
テロワール・サイクリング体験
明和の「水」と「日本酒」をテーマに、電動自転車で田園風景を巡る旅。老舗酒蔵での見学・試飲や、地元グルメ「とりみそ」ランチなど、土地の風土(テロワール)を五感で深く味わう、心満たされる体験です。

アクセス
主要都市から明和町(斎宮)へ
斎宮は、お伊勢参りの「前」に訪れるのに最適なロケーションです。
公共交通機関(近鉄「斎宮駅」まで)
お車の場合
さあ、お伊勢参りの前に、
斎宮で 心と体を清める特別な一日を。
明和観光商社とは
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光や地域づくり事業だけでなく物販やふるさと納税などに取り組んでいます。







