明和観光商社とCryptoGamesがNFTを活⽤した地⽅創⽣・地域活性化に向けて「竹神社デジタル御朱印」を無料配布する2回⽬の実証実験を実施。

〜前回に引き続き、博報堂がNFTの企画、デザイン制作を⽀援〜

明和町の観光地域づくりを推進する⼀般社団法⼈明和観光商社(三重県明和町、代表理事:千⽥良仁)は、ブロックチェーンゲーム、NFTサービスの開発を⾏う、CryptoGames株式会社(東京都渋⾕区、代表取締役:⼩澤 孝太)とともに、株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社⻑:⽔島正幸)のHAKUHODO Blockchain Initiative(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)と博報堂⾏動デザイン研究所より企画、デザイン協⼒を受け、同町・⽵神社の御朱印をデザインしたNFTを、紙の御朱印を授けられた⽅に無料で配布する2回めの実証実験を4⽉17⽇(⽇)に実施いたします。

⽵神社の花⼿⽔をモチーフとした御朱印NFTイメージ(10種類)

テクノロジーが進展し、観光分野においてもデジタルトランスフォーメーションが加速しています。これまで観光の体験価値はリアルな場で⽣まれることが前提でしたが、これからはデジタル技術も複合的に活⽤しながらリアルな観光の体験価値をさらに⾼め、新たな観光需要を⽣み出していくことが地⽅創⽣の観点からも重要になってくると考えます。

そのような状況に対応する施策の⼀つとして、ブロックチェーン技術を活⽤した多様なサービスを展開するHAKUHODO Blockchain Initiativeと、⽣活者の新しい⾏動習慣を作り出すための研究と実践を⾏う博報堂⾏動デザイン研究所がその知⾒・経験を掛け合わせ、NFTサービスの開発を⾏うCryptoGamesと共同で、明和観光商社が⽀援する三重県明和町の⽵神社の御朱印NFT「⽵神社デジタル御朱印」の開発をすすめており、4⽉17⽇(⽇)に2回⽬の実証実験を実施いたします。

今回の実証実験では、博報堂⾏動デザイン研究所が制作した⽵神社の花⼿⽔をモチーフとした御朱印NFTを、CryptoGamesが提供するNFT配布ソリューション「NFT Airdrop」を利⽤して発⾏します。満⽉参りの⽇である4⽉17日に⽵神社を参拝し紙の御朱印を授けられた⽅が、⼀緒に渡されるQRコードをスマートフォンで読み込むことで、専⽤ページを通じて御朱印NFTを無料で受け取ることができます。

本実験を通じ、御朱印NFTの受容性と、リアルとデジタルを融合した新たな地⽅創⽣施策としての有効性を検証していきます。

<実証実験概要>

⽇ 時:2022年4⽉17⽇(⽇)10:00〜19:00
場 所:⽵神社(三重県多気郡明和町斎宮2757-2)
内 容:QRコードの読み取りによる「⽵神社デジタル御朱印」の無料頒布。満⽉参り限定御朱印を⼊⼿された⽅に、ご参拝頂いた証をデジタルでも残せる「⽵神社デジタル御朱印」を1枚につき1度頒布いたします。
注意事項:
◆実験にご参加いただくにはスマートフォン及びSNSアカウント(Google、LINE、Twitterなど)が必要です。
※⼀部機種の古い端末など、ご利⽤頂けないケースもご容赦ください。
◆ご参加頂いた⽅全てに「⽵神社デジタル御朱印」の⼊⼿を保証するものではありませんのでご容赦ください。

<⽵神社デジタル御朱印の受け取り⽅法>

期間中に⽵神社にご参拝された⽅限定で「⽵神社デジタル御朱印」を無料で配布いたします。
1)⽵神社に掲⽰されたNFTAirDropのQRコードを読み取り、NFTStudioのページからログインボタンを押します。
※すでにウォレットをお持ちのユーザー様は無料配布対象ページの「Get free NFT」ボタンを押して、NFTをお受け取りください。
2)ログイン画⾯からウォレットの接続ボタンを押し、「Google・Twitter・Discord」のいずれかを選択し、アカウントの保護設定・認証⼿続きを⾏います。
3)認証が確認されるとマイページが表⽰されますので、無料配布対象ページに戻り、「Get free NFT」ボタンを押して、NFTを受け取ります。
詳しくは下記の受け取り⽅法マニュアルをご参照ください。
・受け取り⽅法マニュアル

<NFTとは>

NFT(Non-Fungible Token:⾮代替性トークン)とは、ブロックチェーン(分散型台帳)を活⽤したデジタル署名によって、デジタルコンテンツがコピーでないオリジナルであることを証明できる技術です。従来であればオンライン上などにデジタルで存在するコンテンツは無限にコピーが可能でしたが、NFTによって唯⼀無⼆なモノにできるようになったことで、希少性のコンテンツとしての価値を持つようになってきています。

<⽵神社について>

明治44年(1911)、旧斎宮村にあった25社の神を合祀して誕⽣した神社。⻑⽩⽻神をはじめ、この地域の多くの神様をお祀りしており、社地は天皇に代わって伊勢の神宮を⽀えた斎王ゆかりの地とされています。元は⽵川の古⾥にありましたが、明治時代に野々宮が祀られていた現在の場所に移動してきた歴史があります。周辺からは平安時代の⼤規模な塀列や掘⽴柱建物の跡が発掘されたため、斎王の御殿があった場所ではないかといわれており、観世流の謡曲「絵⾺」にちなんだ絵⾺殿にあった絵⾺が、現在この神社に保管されているのも特筆すべき点です。⼟曜⽇、⽇曜⽇に限り社務所が開いており、⽵神社の御朱印や⼩さなお守りなどの頒布も⼟曜⽇、⽇曜⽇に限り⾏っています。

社号:⽵神社
住所:三重県多気郡明和町斎宮2757-2
URL:https://www.town.meiwa.mie.jp/
NFTStudio ⽵神社の花⼿⽔

<⽵神社 御朱印NFT配布実証実験の実施と今後に向けて>

現在、Web3と呼ばれるブロックチェーン技術を活⽤したデジタルコミュニティが注⽬を集めており、新たな時代に対応した地⽅活性化の1つの施策としてNFTの活⽤が進んでいます。

三重県明和町では明和観光商社と地域コミュニティが中⼼となり共助による地域づくりのあり⽅を模索する取り組みを推めており、NFTをイベント時に活⽤することで⼈々の⽣活領域における⽀え合いやデジタル技術の活⽤を促進することを⽬的として本取組を企画しました。
本取組を1つの事例として各地⽅⾃治体に展開し、地域コミュニティにおけるNFTの活⽤の利点や注意点を啓蒙することで多⾓的な視点から地域の⽂化とデジタル技術の活⽤のあり⽅が検証できると考えられます。
また、今後のロードマップとして地域住⺠の皆様からアート作品や写真を公募し、メタバース空間における展⽰を⾏い、遠⽅に住まう⼈々にも明和町の魅⼒を届けるといった企画も予定しており、中⻑期的な取り組みを通じて、リアルとデジタルが溶け合うコミュニティを活⽤した地域の活性化を各組織が連携して⾏ってまいります。
私たちは将来的なNFTの社会実装を⾒据え、地域における様々な観光資源をデジタルコンテンツ化して利⽤を促進し、そのことがより⼀層の地域社会の価値向上に繋がるよう中⻑期的な企画運営に努めてまいります。

■ CryptoGames株式会社 会社概要

NFTサービスの開発を⾏うCryptoGames株式会社は、ウォレット・イーサリアムなしで遊べるブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ』を2019年6⽉25⽇に正式リリースしています。クラウドセールの売上は900ETHを突破し、当時⽇本最⾼記録となりました。2020年6⽉には初の地上波テレビCMも実施しました。
2021年3⽉にクレジットカード決済対応の、クリエイターのNFT販売プラットフォーム「NFTStudio」をリリースし、2021年4⽉に「NFTStudio OEM」の提供を開始いたしました。

社名: CryptoGames株式会社
設⽴:2018年4⽉20⽇
資本⾦:7,300万円(資本準備⾦含む)
代表取締役:⼩澤 孝太
事業内容:ブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」、NFTサービスの開発運営
URL:https://cryptogames.co.jp/
Email:[email protected]

■ 株式会社博報堂 会社概要

「⽣活者発想」と「パートナー主義」というふたつのフィロソフィーのもとで、⽇々⾰新を続けています。⾼いクリエイティビティを持つプロフェッショナルがチームを編成し、広告領域のみならず、経営・事業から社会イシューまで、あらゆる領域でクライアントの皆様の国内外における課題解決をお⼿伝いしています。今後、更にクリエイティビティの⼒で⽣活や社会、事業構造の変⾰に寄与するような新たな価値を提供していきます。

会社名:株式会社 博報堂
本社:〒107-6322 東京都港区⾚坂5丁⽬3番1号 ⾚坂Bizタワー
創業:1895年(明治28年)10⽉6⽇(設⽴:1924年2⽉11⽇)
資本⾦:358億48百万円
代表取締役社⻑:⽔島正幸
URL:https://www.hakuhodo.co.jp/

<本件に関するお問い合わせ>

⼀般社団法⼈明和観光商社
〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮30392
TEL:0596-67-6850(⽉〜⾦ 9:00〜17:00)
FAX:0596-67-4081
Email:[email protected]
https://dmo.hana-meiwa.jp