伊勢街道の賑わいを取り戻す事業アイデアを募集!

100年後、200年後の伊勢街道(史跡斎宮跡含む)のためのサウンディング型市場調査を実施します!

 三重県明和町では、100年後を見据えた上での5年後、10年後の「伊勢街道(国史跡斎宮跡含む)」の活用について、「神宮ゲートウェイ構想」の有効性向上を目指し、民間事業者のノウハウを最大に活用できる整備・運営形態や可能性を把握するための“サウンディング型市場調査※1”を実施します。

 現在、「伊勢街道」沿いでは、古民家を活用した伊勢茶の喫茶店や、年間数万人が訪れる神社、自宅を活用して開設された「まちかど博物館」等が営業しており、観光地域づくり登録法人(DMO)であり設立4年目の(一社)明和観光商社が駅前や史跡を活用した集客イベントを行う等、少しずつ賑わいが戻りつつあります。

 この度、中部運輸局が実施する観光庁の「令和4年度将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業」において、「伊勢街道(史跡斎宮跡含む)」のにぎわいを再び、「神宮ゲートウェイ構想」」事業が採択されました。この事業の一環として明和町でのDMOの活動や近い将来における「伊勢街道(史跡斎宮跡含む)」での事業展開にご興味がある、個人を含む民間事業者様からのご意見・ご提案を広く募集いたします。

 構想案の説明資料やヒアリングシート等も配布しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

  ※1)サウンディング型市場調査とは;伊勢街道や史跡斎宮跡等の有効活用に向けた検討にあたって、活用方法について民間事業者から広く意見、提案を求める調査で、「対話」を元に市場性等を把握しながら、将来のつながりを創出する調査です。

【伊勢街道とは】

 伊勢街道は、白子、津、松阪、斎宮を経て伊勢に至るおよそ十八里(約七十キロメートル)の道。かつては伊勢神宮の参宮客相手の商いとして茶店、旅籠、土産物屋等が営まれるようになり、物資や文化、情報が行き交い大いに賑わったといわれています。現在の町内の伊勢街道は幅6m、約7㎞の県道で、この2年ほどの間に竹神社の開所、飲食店等の開設による観光地化が進みつつあります。

【国指定史跡「斎宮跡」とは】

 竹の都 斎宮(さいくう)は、天皇に代わり、飛鳥時代からおよそ660年という長きに亘り、国の平安と繁栄のため、都を離れ伊勢神宮の天照大神に仕えた特別な皇族女性「斎王」が500人の官人や侍女と住んでいた独特で特別なみやこのこと。東西およそ2キロメートル、南北およそ700メートル、137.1ヘクタールにおよぶ広大な面積の史跡で、昭和54年に国指定史跡となりました。

❖実施概要

<期  間>  2023年1月24日~2023年2月24日

<内  容> ・一社)明和観光商社より、本事業や伊勢街道、明和町の観光地域づくり
        についての現状説明
       ・主な対話内容(伊勢街道への出店、協業・連携・出店等の可能性について、
        参入障壁(土地・建物の規模感、出店形態)等問題点、要望等

<配布資料> 資料1 将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業
          事業概要
       資料2 伊勢街道のにぎわいを再び、「神宮ゲートウェイ構想」案資料

       注)配布資料は、お問合せをいただいた方にお渡しいたします。

❖お問合せ

一般社団法人明和観光商社 担当:安藤
〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮3039−2
✉:[email protected] ☎0596-67-6850(平日9時~17時)