G7・伊勢志摩交通大臣会議で低速電気自動車「牛車(もうぐる)」が各国大臣を乗せて走行しました!

ー脱炭素型の車両を各国の交通大臣に体験していただきましたー

一般社団法人 明和観光商社(三重県明和町)は、6月16日(金)に賢島で開催されたG7交通大臣会合にて、低速電動自動車「グリーンスローモビリティ 牛車(もうぐる)」に各国交通大臣を乗せて、デモンストレーション走行を行いました。


「グリーンスローモビリティ」とは

グリーンスローモビリティ(以下、グリスロ)時速20キロ未満で走行する電動のカートです。ゴルフカート程のサイズで、小型から大型まで様々なサイズの車両があります。

 低速で走ることから安全性が高く、子供から高齢者まで幅広い年齢層の方が乗ることが可能です。また、電気自動車であるため排気ガスやガソリンなどを使用しないことから、環境への影響も少ないとされています。

 今回、一般社団法人 明和観光商社(以下、明和観光商社)が使用したグリスロは、4人乗りで満充電時の走行距離が60キロ・家庭用電源での充電が可能な車体です。 

G7でのグリーンスローモビリティの走行

 G7・交通大臣会合のデモンストレーション走行では、グリスロ乗り場(賢島港)までの移動のバス車内で、明和観光商社のスタッフが英語で

 発車時には、当町のゆるキャラ「めい姫」がお見送りに登場しました。

「グリスロ」の説明を行った後、各国大臣には賢島港から賢島港桟橋までの約150メートル程をグリスロに乗車いただきました。

G7を終えて・・・

 

三重県・明和町(以下、明和町)には137ヘクタールもの広大な国指定史跡・斎宮跡があります。

 しかし、その広大さゆえに国指定史跡斎宮跡の活用や、同史跡内を巡る交通手段等が課題となっているのが現状です。

 そのような中で明和観光商社は、史跡・斎宮跡をなるべく近くで、また、ゆっくりと楽しみながら巡るための乗り物として、「グリスロ」に注目しました。

 本年は昨年度の実証実験をふまえて、秋ごろに再度実証実験を行い、明和町町での次世代モビリティの観光活用に向けた検討を重ね、次年度以降での本格導入を目指して活動していきます。