明和観光商社(DMO)版 持続可能な観光地域づくり計画を、策定しました。

一般社団法人明和観光商社では、「令和6年度地域における受入環境整備促進事業補助金(持続可能な観光計画の策定支援事業)」を活用して、明和観光商社(DMO)版 持続可能な観光地域づくり計画を策定しました。

  本書はDMO単独の「観光振興計画」として、2033年の式年遷宮の開催にあわせた5年間の戦略書として作成したものです。

 明和町の観光振興計画が令和8年度に策定される予定のため、適宜、改定等も行われる予定ですが、現時点での本編と概要版を公開いたします。

向こう5年間の戦略観光ビジョンは、ここ数年来は変わることなく、伊勢神宮の遷宮にあわせた「」で設定しております。

基本理念として、「まちを耕す、つなぐ、育てる次の100年」のために、観光を“消費”ではなく、“関係”や“共感”へ再接続する。交通・拠点整備・地域共創・歴史文化史跡活用が一体となった観光を起点とした取り組みにより、暮らしと地域経済を持続的に循環させ、次世代につなぐまちの土台を整える。」と設定しました。

 観光商社が次の5年でつくっていくのは、「観光地」ではなく、観光によって関係が生まれ、文化が育ち、経済が回り、若い世代が住みたくなるようなまちの「仕組み」。

 単なる“見る観光”ではなく、五感を使い、土地の記憶にふれ、いま明和町に暮らす人々と出会い、心の深いところで「つながる」実感ができる体験を意味する「Reコネクト・コンテンツ」と名付けた伊勢めいわの旅として、訪れた人にとっては旅を越えた心の記憶となり、地域の人にとっては当たり前の日常が誇りに変わる瞬間になるような、観光を“消費”ではなく、“関係”や“共感”へと再接続していく──そんな旅を明和町で提供できるような活動を行っていきます。