【プレスリリース】【三重県明和町】日本古来の麻文化を次代へ、3年目の深化。令和8年度「天津菅麻プロジェクト」の展開

~「神事の継承」と「身近な体験」の二軸で、麻の聖地としてのブランディングを加速~

 一般社団法人明和観光商社(所在地:三重県多気郡明和町、代表理事:千田 良仁、以下「明和観光商社」)が参画する、三重県明和町の麻文化再生プロジェクト「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」は、プロジェクト開始から3年を経て、令和8年度の活動をさらに深化・拡大させて展開いたします。

  本プロジェクトは、神宮に捧げる麻を紡いだ「麻績郷(おみごう)」の歴史を持つ明和町において、伝統的な「糸績み(いとうみ)」技術の継承や、日本古来の農作物としての麻の復興を目指してきました。今年度は、これまでの啓発活動をさらに一歩進め、麻をより身近に触れて感じていただけるワークショップを年間を通じて複数回開催し、社会的偏見の払拭と地域ブランドの浸透を図ります。

■ 伝統を守り、偏見を払拭し、産業へ繋げる

 明和観光商社は地域DMOとして、「日本古来の麻を守ることは、日本の心である神社文化を守ること」を目的とし、以下の3点を重点的に推進しています。

・伝統技術と神事の継承

「糸績み(いとうみ)」技術の保存と、麻栽培のサイクルに欠かせない「種蒔神事(たねまきしんじ)」を一般公開し、文化の根幹を次世代へ繋ぎます。

・「触れる」機会の創出と偏見の払拭

 麻に対する誤解や偏見をなくすため、図書館展示やイベント出展に加え、今年度はワークショップの開催回数を大幅に拡充し実際に麻に触れ、知る機会を増やすことで、身近な農作物としての理解を深めます。

・地域経済への循環

「いつき茶屋」での商品販売や、ふるさと納税との商品連携を強化し、伝統資源を現代の経済循環へと繋げることで、持続可能な観光地域づくりを実現します。

■ 令和8年度 イベントスケジュール

特別展:はじまりの麻。あしたの明和。「麻績(おみ)の系譜 ―千年の祈りと、次代への胎動―」


・期間:2026年4月11日(土)~5月17日(日)
・会場:小林農産ふるさと会館(明和町立図書館 2階)
・内容:明和町産の麻を使用した展示。土日祝日は大麻博物館館長による解説を実施。
・体験:毎週金曜日にはワークショップを開催(参加費500円)し、麻の魅力に直接触れる機会を提供します。

令和8年 種蒔神事&麻種蒔(おたねまき)見学

新たな1年の栽培の幕開けを告げる伝統儀礼を一般公開します。


・日時:令和8年4月18日(土) 10:00~11:00
・場所:麻績畑(さいくう平安の杜となり)
・見学:申込不要・見学無料
・内容:豊作を祈念する神事と麻種蒔の見学。

■ 今後の展望

 明和観光商社は、3年間の活動で培った基盤を活かし、明和町が「日本古来の麻を守り、地域の歴史的背景を生かした麻の聖地」となることを目指します。年間を通じたワークショップ等の「触れる」活動を強化することで、地域の誇り(シビックプライド)を醸成し、国内外から選ばれる持続可能な観光目的地としての地位を確立してまいります