夢枕獏さん、佐藤嗣麻子監督を斎宮跡にご案内(前半)

3月25日、小説「陰陽師」シリーズを原作にした新たな映画「陰陽師0」が公開されるのを前に、原作者の夢枕獏さん、監督・脚本の佐藤嗣麻子さんが明和町の訪れました。

映画では伊勢神宮に仕えた皇女「斎王」となった徽子女王がヒロイン役として登場することから、斎王が暮らした斎宮跡近くにある「斎宮歴史博物館」を訪れ、学芸員の榎村博之さんから、斎宮や斎王の歴史について最新の知見も交えて、お2人に説明を受けました。

斎宮や斎王について、お2人からの沢山の質問・疑問が投げかけられましたが、発掘調査や文献調査で分かってきたこと、まだわかっていないことなどを榎村先生から的確な答えをしていただき、本当に感激してました。

また、平安時代の斎宮を再現した「さいくう平安の杜」も訪れ、映画で描かれた時代を生きた人々に思いをはせていました。

夢枕獏さんは「始めてきましたが、資料を見るだけではわからない空気感があってよかった。」と話していました。

また、佐藤監督は「斎宮に来てから映画を見てもらうと、映画の世界もよくわかるので、ぜひ訪れてほしいです」と話していました。

さいくう平安の杜から歩いて3分、竹神社にも訪問しました。

ここは劇中に登場する徽子女王をはじめ、歴代の斎王たちが暮らしていた「内院」があった場所といわれています。

雨上がりの霧が立ち込める鎮守の森へ足を踏み入れると、圧倒的な静寂さと荘厳さに夢枕獏さん、佐藤監督は感激。「ここは特別な場所」と言わしめたほどです。

竹神社の社務所で「絵馬」を購入し、映画の大ヒットを祈念してお二人ともサインしました!

お決まりの陰陽師のポーズ

竹神社の神様もきっと応援してくれますね!

映画の特別試写会&トークショーは後半へ